カルディコーヒーファームの看板商品であり、店頭サービスでも馴染み深い「マイルドカルディ」。その評判や実際の味わいについて、購入を検討されている方も多いでしょう。
結論として、本商品はブラジル産豆由来の柔らかな甘みとコクを持ち、酸味や苦味が突出しない非常にバランスの取れたブレンドです。
ブラックはもちろん、ミルクや砂糖との相性も良く、日常的に楽しむ「常備豆」として優れたコストパフォーマンスを発揮します。本記事では、実際に抽出して感じた香りや味の経過を詳細にレビューします。
▼この記事でわかること
- マイルドカルディの具体的な味と香りの特徴
- 実際に飲んで分かったメリットと注意点
- 美味しく飲むための推奨抽出方法
- スペシャルティコーヒーが超お得!
- 常温+暗所保管で数か月は十分飲める
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執筆者情報

【執筆者情報】片山 勇大
焙煎士・コーヒーインストラクター2級
きつね珈琲メディア運営者。1997年生まれ、三重県在住。元プログラマーとして働く中でうつ病を経験し、退職後はライターやSEOディレクターとして活動。コーヒーに癒やされた原体験をきっかけに、独学で焙煎を学び「きつね珈琲焙煎所」を立ち上げる。現在は、食品衛生責任者とコーヒーインストラクター2級の資格を活かし、自家焙煎豆の販売やレビュー記事の執筆、SNS運用を行いながら、Shopifyを活用したオンラインショップを展開。「手をかけた味」を届けるため、焙煎・梱包・発送まで一貫して自身で担当している。コーヒーの魅力を多くの人に伝えるべく、実務経験に基づいた透明性のある情報発信を心がけている。

アラビカQグレーダー/エンジニア
きつね珈琲メディア 監修。1998年生まれ、小田原在住。 普段はエンジニアとして働きながら、大好きなコーヒーの活動に力を入れている。これまでに日本最大級のコーヒーイベント SCAJに出店したり、間借りでカフェを開いたりと、幅広くコーヒーの現場を経験してきた。現在は カフェクラウディアと共に、「コーヒーの楽しさ」を伝えるための活動をしている。
コーヒー豆「マイルドカルディ」の基本情報
マイルドカルディは、ブラジル豆をベースにした中煎りのブレンドコーヒーであり、カルディコーヒーファームで最も人気のある商品です。誰にでも飲みやすい味わいを目指して設計されており、季節や飲むシーンを選ばない汎用性の高さが特徴と言えます。
具体的なスペックは以下の通りです。

| 項目 | 内容 |
| 商品名 | マイルドカルディ |
|---|---|
| ロースター/販売店 | 株式会社キャメル珈琲(カルディコーヒーファーム) |
| 産地(国/地域) | ブラジル、コロンビア他 |
| 農園/生産者 | 指定なし(ブレンド) |
| 品種 | アラビカ種 |
| 精製方法 | 水洗式・非水洗式の混合(推定) |
| 標高 | 指定なし |
| 焙煎度 | 中煎り(ミディアムロースト相当) |
| 内容量・価格 | 200g/745円(税込) |
| 公式のフレーバーノート | 柔らかな甘み、持続するコク |
結論|マイルドカルディの味の特徴を一言でいうと
ブラジル豆本来のナッツのような香ばしさと、キャラメルを思わせる柔らかな甘みが特徴です。酸味は角が取れて丸く、苦味も控えめで、口当たりは非常にマイルドと言えます。
ブラックでも飲みやすく、砂糖やミルクを加えてもバランスが崩れない、日常使いに最適な一杯です。
実際に飲んだ味レビュー(香り→温度変化→余韻)


実際にマイルドカルディを開封し、ペーパードリップで抽出して、香りから飲み終わりまでの味の変化を検証しました。
- 粉に挽いた瞬間に広がるローストナッツの香り
- 口に含んだ直後に感じる優しく丸い酸味
- 飲み進めるほどに舌に馴染む適度なコク
- 飲み終わりに残る嫌味のないすっきりとした余韻
香り(挽いたとき/抽出中/飲む直前)


パッケージを開封した瞬間、焦がしたカラメルのような甘くほろ苦い香りが漂います。豆を中挽きにすると、その香ばしさはより一層強くなり、ローストしたナッツやアーモンドを思わせる芳醇なアロマへと変化しました。
深煎りのような焦げ臭さは一切なく、あくまで穀物由来の自然な甘い香りです。
お湯を注ぎ蒸らし始めると、ふんわりとコーヒー粉が膨らみ、部屋全体が喫茶店のような落ち着いた空気に包まれます。抽出中の香りは、鋭い酸味を感じさせるような刺激的なものではなく、焼き菓子のような温かみのあるニュアンスを含んでいます。
きつねコーヒーメディア編集部カップに顔を近づけてもその印象は変わらず、飲む前から「酸っぱくない」ことが直感的に分かる香りです。
派手なフルーツ香やフローラルな華やかさはありませんが、毎朝嗅いでも飽きのこない、安心感のある香りに仕上がっています。多くの人が「コーヒーの香り」と聞いてイメージする、王道の香ばしさを体現していると言えるでしょう。
ひと口目の印象(アタック)


口に含んだ瞬間、商品名の通り「マイルド」という言葉がしっくりくる優しい口当たりを感じます。舌先に来る刺激は非常に少なく、角の取れた丸い酸味がじんわりと広がりました。
酸味と言っても、レモンや柑橘系のような鋭い酸味ではなく、熟したリンゴやドライフルーツのような穏やかなものです。
特筆すべきは、安価なブレンドコーヒーにありがちな「舌を刺すような雑味」や「喉にイガイガと残る渋み」がほとんど感じられない点です。ファーストアタックは非常にスムーズで、水のようにスッと口の中に入ってきます。
苦味は控えめで、酸味とのバランスが絶妙に取られています。
「苦いコーヒーが苦手」という方でも、砂糖やミルクなしで十分に楽しめるレベルです。温度が高いうちは特に香ばしさが際立ち、ブラジル豆ベースらしいナッツの風味が鼻に抜けていきます。
インパクトの強さよりも、優しさと飲みやすさを最優先に設計されていることが、ひと口目から明確に伝わってくる味わいです。
中盤の味わい(ボディ・質感)
コーヒーの温度が少し下がり飲み頃の温度帯になると、甘みがより一層際立ってきます。舌の上で転がすと、シロップのようなトロッとした質感というよりは、サラサラとした軽やかな質感を感じます。しかし、決して味が薄いわけではなく、しっかりとしたコーヒーの芯を感じるボディ感です。
中盤の味わいは、ナッツの香ばしさに加え、ほんのりとチョコレートのような甘いコクが顔を出します。この甘みが全体を包み込み、
酸味の印象をさらに柔らかくしています。重厚なコクを求める方には少し物足りないかもしれませんが、食事と一緒に楽しむ場合や、作業のお供として何杯も飲む場合には、この軽やかさが大きなメリットとなります。



冷めてきても嫌な酸味が突出することはなく、むしろ甘みが凝縮されていくような印象を受けます。
ゆっくりと時間をかけて飲んでも、最後のひと口までバランスが崩れない点は、この価格帯のブレンドコーヒーとしては非常に優秀です。ブラックで飲み続けても飲み疲れしない、絶妙な濃度感と質感が維持されています。
後味(余韻・キレ)


飲み込んだ後の余韻は短めで、非常にキレが良いのが特徴です。口の中にいつまでも重たい苦味や渋みが残ることはなく、すっと消えていくような爽快感があります。ほのかに残るのは、ローストアーモンドを食べた後のような香ばしい甘い香りだけです。
このキレの良さが、次の一口を誘う要因となっています。「もう一口飲みたい」と思わせる軽快さがあり、朝の目覚めの一杯としても、午後のリフレッシュの一杯としても適しています。濃厚なデザートと合わせても口の中をリセットしてくれるため、ペアリングの相手を選びません。
余韻に複雑な風味や長い持続感を求めるスペシャルティコーヒーとは異なりますが、日常的に消費するコーヒーとして「後に引かない」ことは重要な要素です。
飲んだ後に水を飲みたくなるような重さがなく、クリアな飲み心地で完結します。この後味の良さこそが、マイルドカルディが長年多くのファンに支持され続けている最大の理由の一つであると感じさせられました。
「マイルドカルディ」が向いている人/向いていない人



マイルドカルディは非常にバランスの取れたブレンドですが、全ての人にとって「最高のコーヒー」であるとは限りません。
コーヒーの好みは千差万別であり、特に「酸味」や「苦味」に対する許容度は個人差が大きいものです。
購入後に後悔しないよう、この豆の特性がご自身の好みに合致するかどうかを、以下の表で客観的に比較・確認してください。


| 向いている人 | 向いていない人 |
| 酸味と苦味のバランスが良い味を好む | 炭焼きのような強烈な苦味(深煎り)を好む |
|---|---|
| ブラックでも砂糖入りでも楽しみたい | ゲイシャ種のような華やかな酸味(浅煎り)を好む |
| 1杯あたり約40円で安く常飲したい | 1杯に数百円かけてでも複雑な風味を味わいたい |
| 毎日飲んでも飽きない味が欲しい | 飲むたびに驚きがある個性的な味を求めている |
向いている人:日常に寄り添う味を求める方
マイルドカルディの最大の特徴は「突出したクセがないこと」です。
朝の目覚め、仕事中の気分転換、食後のリラックスタイムなど、どんなシーンにも自然に溶け込みます。また、スーパーで売られている安価な豆と比較しても、香りや鮮度の面で明らかにコストパフォーマンスが高いです。
「とりあえずこれを買っておけば間違いない」という安心感を求める方には、これ以上ない選択肢となるでしょう。
向いていない人:強烈な個性を求める方
一方で、コーヒーに「強い刺激」や「独特な個性」を求める方には物足りなく感じる可能性があります。
例えば、エスプレッソのような濃厚なコクを好む方や、スペシャルティコーヒー特有のフルーツのような鮮烈な酸味を好む方には、マイルドカルディの味わいは「平坦」に映るかもしれません。
ご自身がコーヒーに何を求めているか、優先順位を整理してから購入することをお勧めします。
マイルドカルディの購入方法・お得に買うコツ
マイルドカルディは、全国のカルディコーヒーファーム実店舗、または公式オンラインストアで購入可能です
Amazonや楽天などのECモールでも取り扱いはありますが、公式以外の出品者が割高で販売しているケースも散見されるため注意が必要です。鮮度と価格の面で最も確実なのは、回転率の高い実店舗での購入です。
コツ①|実店舗での購入がおすすめ
カルディの実店舗では、店頭でコーヒー豆の量り売りを行っています。200g単位での購入が基本ですが、その場で豆を挽いてもらうことも可能です。
店舗は商品の回転が速いため、焙煎から日が浅い新鮮な豆を手に入れやすいメリットがあります。また、店員に相談すれば、好みの挽き目(ペーパードリップ用、プレス用など)に調整してもらえる点も大きな利点です。
コツ②|半額セールと周年セールを狙う
カルディでは定期的に「コーヒー豆半額セール」や「周年セール」を開催しています。これらは各店舗のオープン記念日などに合わせて行われるため、開催時期は店舗によって異なります。
この期間中はマイルドカルディを含む多くのコーヒー豆が半額、あるいは大幅な割引価格で販売されます。
コツ③|オンラインストアを活用する
近くに店舗がない場合は、公式オンラインストアが便利です。ただし、6,480円(税込)以上の購入でないと送料無料にならないため、まとめ買いが必須となります。マイルドカルディだけでなく、他の食材や調味料と合わせて購入することで送料を節約するのが賢い利用法です。


まとめ:【レビュー】マイルドカルディの味は?香り・酸味・甘さ・おすすめ抽出も解説
本記事では、カルディコーヒーファームの看板商品「マイルドカルディ」について、その味わいや評判を詳細にレビューしました。
結論として、ブラジル豆由来のナッツのような香ばしさと、キャラメルのような甘い余韻を持つ、非常に飲みやすいブレンドコーヒーです。
酸味と苦味のバランスが整っており、ブラックで飲んでもミルクと合わせても美味しくいただけます。日常的な「常備豆」として、コストパフォーマンスを重視する方には最適な選択肢です。
- 味の結論:酸味と苦味が突出せず、甘みとコクのバランスが良いマイルドな味わい
- おすすめ抽出:85度〜90度のお湯で、中挽きの豆を使ってペーパードリップする
- 向いている人:クセのない味を好み、毎日手軽に美味しいコーヒーを飲みたい方














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