「独学でもなんとかなるっしょ?」と思って受けたら、まさかの合格点ギリギリ・あと1点で不合格になるところでした。
でも、だからこそ言える。油断すると落ちるし、落とし穴がある試験。(座学の勉強をサボりすぎた私がいうのもなんですが、、、)
この記事では、コーヒーインストラクター2級試験に実際に受けてみて感じたリアルな注意点を、学科・実技それぞれに分けてお伝えします。
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コーヒーインストラクター2級にギリギリ合格!危なっ!
まず、合格ラインは70点(100点満点)。
私はまさかの「70点」でギリギリ合格でした。

思っていたよりも難しく、特に学科試験で知らない単語がズラリ。「コーヒー好きなら解ける」とナメてると痛い目にあいます。(座学をサボっていただけです)
学科テストの内容細かい!しっかり覚えよう。
学科は主に以下のようなジャンルから出題されます。
- コーヒーの生産国・品種・流通
- 焙煎プロセスと各段階の特徴
- 器具の名称と用途
- 成分(カフェイン・クロロゲン酸など)
結論、コーヒーの生産国と品種を地図を見て答えるのですが、
エチオピアの位置どこだっけ????????
正直、私はきつね珈琲メディア(このサイト)を運営し、焙煎も生豆から行い、コーヒー書籍も目を通しているのでコーヒーの知識は人よりあると思っていました。ええ。少しわかるようになった気になっていただけでしたのです。
しかし、「国の位置」は覚えていなかったのです。ウォッシュドとナチュラルの違いはわかるのに!!!!
そんで、この「国の位置」でエチオピア、ホンジュラス、パナマ、ジャマイカの「正確な位置」がわかりませんでした。この失点は痛すぎる!!!!


あと、国ごとのコーヒー豆のグレードが何で決まるか(キューバやペルーは欠点数なのか、豆の大きさなのか標高でグレードで決まるかなど)も「細かい国」まで聞かれてあやふやになってました。ペルー。キューバ。
- 国の位置(正確に覚える)
- 国ごとのコーヒー豆のグレードが何で決まるか(キューバとかペルーとか細かいとこまで聞かれた)
- 焙煎したらコーヒー豆で増える成分、減る成分、変わらない成分を知っておく(直前に覚えたからセーフ)
この3つはめちゃくちゃ重要かつ頻出ではないでしょうか。
実技は、講習会が命。
私は実技講習会を受けておいて本当に良かったです。
- カッピングの練習ができる
- 評価軸を明確に教えてもらえる
- 本番と同じスタイルで練習できる
普段ブラックを飲まない人、浅煎りに慣れていない人は確実に不利。
講習会で“飲む訓練”をしておきましょう。

カネフォラ種とアラビカ種の違いが出題されましたが、先生の言っていることをメモするのではなく、「自分が感じた」味の違いをメモしておきましょう!!!




コーヒーインストラクター2級の難易度、合格率は?
コーヒーインストラクター2級の合格率は、直近の第43回試験で92%と高水準を維持しています。過去のデータでも89%〜94%の範囲で推移しており、しっかりと対策を講じれば合格は十分可能です。
ただし、この高い合格率に油断は禁物です。 (私がそうです!)
試験内容は学科と実技に分かれており、学科ではコーヒーの生産国や品種、焙煎プロセス、器具の名称と用途、成分(カフェイン・クロロゲン酸など)など、幅広い知識が求められます。
実技ではカッピング(味の評価)や豆の判別テストがあり、感覚の訓練が必要です。
合格ラインは70点(100点満点)で、学科と実技の合計点で判定されます。 試験費用は約30,000円程度で、再試験制度もあります。 複数回受験して合格する人も多いため、「受験者=合格者」ではありません。 「趣味だから」と甘く見ると落ちる可能性もあるため、しっかりとした準備が必要です。
コーヒーインストラクター2級は取得しても意味ない?
「資格って取ったあと意味あるの?」という疑問、よくわかります。 結論から言えば、目的次第で“意味がある人”と“意味がない人”に分かれます。
たとえば、以下のようなケースでは取得する意味は十分あります。
- カフェ開業・コーヒー豆販売を考えている人
- コーヒーの正確な知識を体系的に学びたい人
- お客様への説明に説得力を持たせたい人
- 自分の趣味を「本物の知識」で裏付けたい人
一方で、「資格を取ったからといって就職に直結する」「受かればプロになれる」と考えると、それは誤解です。 この資格はあくまで“民間資格”であり、肩書き以上に“実力の証明書”として活かすタイプのもの**です。
つまり、「資格をどう活かすか」がすべて。意味を持たせるのは自分自身なのです。
コーヒーインストラクター2級の勉強方法
合格への最短ルートは、「公式テキストを軸に、座学+実技をバランスよく学ぶこと」です。 以下のステップで進めると効率的です。
- 公式テキストの精読
とにかく教本の読み込み。とくに、国ごとの位置・品種・グレード基準など「一見地味だが出やすいところ」は要暗記。 - 過去問・模擬問題の演習
出題傾向を知るには演習が一番。時間配分にも慣れておくと安心です。 - 実技講習会の参加(必須)
実技は独学が難しい分野。とくにカッピングは、実際に「香り・味の違いを感じて覚える」必要があります。 - 自宅トレーニング
ブラックコーヒーを毎日飲み比べて味覚を鍛える。浅煎り・深煎りの比較、ペーパードリップ・フレンチプレスの違いを実感する。 - まとめノート・図解の活用
国の地図やグレード基準はビジュアルで覚えると効率的。スクリーンショットや地図帳も活用しましょう。
「好きだけど詳しくない人」ほど、しっかり準備しておくと試験当日、落ち着いて解けます。 そして、「あと1点足りなかった…」とならないように。
まとめ!
コーヒーインストラクター2級は「好きだから何とかなる」で挑むと危険な試験です。
学科では国の位置やグレード基準など“細かくスルーしがちな情報”が落とし穴に。実技では味覚の慣れと講習会での実践経験がモノを言います。
とにかく油断せず、教本の細部まで丁寧に覚えること。これが、ギリギリ合格した私からのリアルなアドバイスです。
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